高崎駅西口ビブレ解体(2014/12/6)

高崎駅西口ビブレ解体(2014/12/6)

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高崎駅西口ビブレ解体(2014/12/6)

 高崎駅西口のビブレが完全に解体されてしまった。ニチイショッピングセンターとして昭和49年に建設された時のことを覚えている。駅前にはまだ昔からの風情が残っていて、市内のデパートといえば藤五とスズラン、八木橋だった。このニチイを先駆けにしてダイエーや高島屋、緑屋といった全国展開しているデパートが一挙に駅前付近に進出してきた。郊外型の大型店はない時代、街なかに活気があふれていた頃だった。あれから40年以上が過ぎて高崎の小売市場も激変している。郊外型の店舗全盛だけれど、その雄たるイオンが、なんと駅前に、このビブレ跡地に登場するという。人口減少さらに高齢化社会を迎え郊外型店舗の伸び悩みが著しいからだと思う。おそらく、これからは“街ナカ”回帰が始まるはずだ。駅前のこの位置から高島屋が見通せるのも今だけ。すぐに見えなくなってしまう。


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