上越線「快速 SL 蛍」（2015年7月3日） 自分は以前から「夜汽車」を復活して欲しいと思っておりました。わが街高崎から下仁田まで伸びる上信電鉄に残る、ドイツ・ジーメンス社製電機“デキ”の牽く旧型客車列車を夜、走らせるというものです。今や国内に無くなってしまった夜行客車列車の雰囲気が味わえるのではないか、と思ったのです。そうしたら、JRが粋な企画を立ててくれました。蒸気機関車の牽く夜汽車です。こちらは、予想だにしておりませんでした。まさか、そんなことが、、、？ところが実現したんです。願いは届くものですねぇ。ただ、金曜日の夕方に高崎駅出発ということで普通の勤め人にはまず無理。自分も下り列車は諦めて、仕事を終えてから、水上へGO！ 水上駅にはたくさんの汽車ファンがいらっしゃいました。その後、以前にロケハンしていた後閑駅近くの場所へ行って三脚を立て汽車を待ちます。やがて、いつもよりちょっと控えめな汽笛が聞こえ、C61が現れました。実際にこうして真っ暗な町を蒸気機関車が走り抜ける光景を見るのは久しぶりで、自分でも驚くほど興奮してしまいました。また走るときは、万全の態勢で挑みたいと思っております。
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